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音楽と楽器と人との日々です。


by yochelle
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謎と人々

文化祭、例年通り 演奏以外にも、人間関係と人のこころが入り乱れています。

いろんな渦中にいて、自分自身に関することも渦の中なので、
エレガントに全体を書くことができません。

演奏は明日もあるからね。急がないでいきたいと思います。

ある一場面を。








今日は演奏中、譜面台を蹴飛ばてしまいました。
意図して、無意識に近かったけど、一瞬の強い感情で。

  外でユニットの演奏をしていました。 
  私は椅子に座ってギターを弾いていて、相方さんは立って歌ってました。
 
  演奏中、風が少し強くふきました。
  楽譜がペラペラとめくれ、弾いている曲でないページになり、
  同じサークルの仲間が数人、ページを直してくれました。

  ・・・また風がふいて、楽譜がめくれた。
  そしたら、カチンと来て、気がついたら譜面台を足で蹴飛ばしていました。
  (人がいない・演奏に支障が出ないほうに倒すのは計算してた。どこかで冷静さもあった。)
  相方さんは、歌を止めはしなかったものの、驚いてました。

  「いらない」って、譜面台を直してくれる仲間に言ってました。
  仲間は元通りに譜面台を起こし、私に見えるよう楽譜を置いて去ってくれました。

自分の感情が突然 爆発したようで、演奏が終わってからずっとこの事がこころに残って、考えていました。

何がカチンときたか、それは直通でわかってる。
集中して、本気でやっていたのに、ページがめくれたこと。
それに伴って、人がやってきて、演奏・その空間(場所と気持ち共に)を乱されたこと。

それが2度起き、2度目はもう許せなかった。

でも、瞬時の感情によっての暴力的な行動というか、そういったことがあったのは初めてで、
自分でおどろいて、演奏が終わって 裏にはけてからひどく動揺した。

そして、いろいろ考えました。
かなり勝手なこと書きますが、その時 本当に考えてたことを、そのまま書きます。

もっちさんだったら、一郎さんだったら。
そんなこと、絶対しないと思う。
元通り、直す・片付ける人に任せておくんじゃないだろうか。
そうかぁ。と何となく青い光のような気持ちになる。

もし、慧さんだったら。
やるかもしれない。
譜面台が、楽譜がどう とかじゃなく、こころの変化として。
そんな気がする。

だからどうって訳でなく、自分の行動の構造やら何やらがわかったことで、
ささくれて尖っていたこころが、少し落ち着きました。

考えてるときは、直感的にそう思った気がしていたけど、いま思えば先日のライブ。
慧さん、演奏中にギターを ばこーん って床に叩きつけたのを見たからそう思ったんだなと思います。

その場面を見ていたとき私は、「痛いよ・・・」byギターというこころ模様でした。
あれはギターの音が出なくなったから起きたことだと知っても、
何となくこころでは解ってなかったのだけど、
なんだか、そうかぁって思いました。

譜面台、大事な楽譜、それから仲間のみんな、ごめんね。
風が吹いたことも含め、それ自体は何一つ、悪いことなかったのに。

読んでて不快に思われた方、ごめんなさい。
アーティストさんと自分を並べてたいのではないです。
ただただ、起こった出来事と自分のこころ、整理しておきたかったのでした。

また明日も文化祭。
何も背負わず、何も考えず演奏しようと思います。
演奏するときは、こころの渦なんて、なんだかんだ、全部消して。
by yochelle | 2009-10-31 22:15 | 奏でる