友達の公演、楽日@ICU
2010年 09月 27日
今日はお友達の演劇公演を見てきました!
高校の時に、同じミュージカル系の部活に入ってた子で、囲碁部も掛け持ちしてたお友達。
あだ名は"王子"、と言えば、同じ高校だった同学年の子はほぼ全員分かるはず(笑)
写真は公演後に渡したお花です。
(事前に彼女がどんな役か知らなかったのだけど、
結果的に赤いバラが似合う色んな意味ですごい役だった!)
劇団 毎度お騒がせボーイズ
『宙に墜ちる』
(↑劇団のサイトと、『宙に墜ちる』特設サイトに飛べます。)
いやー、すごい良い公演でした!!!
大学生の劇団で、
脚本もオリジナル。
まず脚本がかなり綿密で、内容が濃い。
笑える場面とシリアスな場面とが、こんなにたくさん組み込まれてるなんて、見応えありまくりでした。
舞台美術もシンプルながら、すごく芸術的だった。
天体望遠鏡だった筒状の布が、後半は大きな幕になって、緑のライトに照らされる(印象的でキレイで恐ろしい場面だった)
という展開や、
舞台の奥行きが、広く感じられるような使い方、
2つのドア(枠だけの持ち運べるもの)の場所や角度で、
部屋の中には今誰がいて外には誰がいるか、すぐ分かる細かい配慮。
挙げたらキリがないけど、細かい所まで計算されてて、舞台の内容により引き込まれた。
そこに乗っかるお芝居が、また素晴らしくて。
間とか話し方とか。
お客さんとは別世界な舞台もあるけど、
この公演はお客さんがいることを大事にしてるなぁと、とても思う舞台だった。
そして私の友達は、舞台の中で生き生きしてた。
彼女はいつも男役が多かったのだけど、今回は女の人の役でした。
はまってたというか、結構すっ飛んだ役で、
でもそのストーリーの中に自然に存在してたというか、
上手く言えないけど、その人を生きてた感じがした。
他の出演者さんも、そんな感じで、自然だった。
演劇って非日常だから不自然なんだけど、その不自然さを感じさせないというか。
だから、観ててすごく楽しかった。
700円でこんないい舞台を観れるなんて信じられないと思った。
お金の話は不粋だし、価値基準としてはあまり良いと思わないけど、
私もライブハウスに出る時はお客さんにお金を払わせている訳だから、この点は考えさせられるのです。
もう、うだうだ練習が出来ないでいた最近の自分が恥ずかしい。
私もやるぞ!って気合い入った。
本当に、行って良かったと思わせるいい舞台でした!
誘ってくれてありがとう、我が友☆
by yochelle
| 2010-09-27 23:10